産業用太陽光発電は工場の空き地などの遊休地や工場屋上に設置され出力は10kW以上のものです。
太陽光発電というと、一般住宅の屋根に設置するタイプを思い浮かべる方が多いと思いますが、よく周囲を見渡してみると学校の屋上や商業施設の屋上に大規模な太陽光発電が設置されているケースが最近は見られるようになってきました。
このような一般住宅以外(学校、病院、大型店舗、広大な土地)に設置する太陽光発電を「産業用」として区別しています。
樹木の伐採・撤去をします。伐採後、根も撤去します。
そして設置場所全体の除草を行います。
設置場所の地盤面の形状を発電システムに適するように土木・造成工事を行います。砕石基礎を布設。
基礎コンクリートの型枠を設置します。
発電システムを支持し安定させるための基礎工事を行い、架台を設置します。
架台に太陽光モジュール(パネル)を設置し、キュービクル及び関連の電気機器を設置します。
太陽光モジュールからパワーコンディショナ―を経由してからキュービクルまでの配線工事を行います。
発電システム稼働のためのパワーコンディショナ―の設定を行い、システムの各部位に電気的・機械的に異常がないか検査を行います。
専用メーターを取り付け売電できるようにします。
電力会社の工事完了後、お客様立ち合いの元でお引渡し・発電開始作業を行います。
住宅用の太陽光発電システムは、太陽の光エネルギーを受けて太陽電池が発電した直流電力を、パワーコンディショナにより電力会社と同じ交流電力に変換し、家庭内のさまざまな家電製品に電気を供給します。
一般の系統連系方式の太陽光発電システムでは電力会社の配電線とつながっているので、発電電力が消費電力を上回った場合は、電力会社へ逆に送電(逆潮流)して電気を買い取ってもらうことができます。
反対に、曇りや雨の日など発電した電力では足りない時や夜間などは、従来通り電力会社の電気を使います。
なお、こうした電気のやりとりは自動的に行われるので、日常の操作は不要です。
現場にて資材搬入・近所道路状況・駐車スペースなど安全確認をします。
屋根材や形状に合わせて事前設計した図面通りに架台設置していきます。
太陽電池モジュール(パネル)を設置していきます。
電気工事に関しては他社に設置していただき、直流から家庭用の交流に変換する、パワーコンディショナー(インバータ)を設置完了で工事が終了となります。